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2025.11.18

小学生のアイデアを形に ~起業家教育×SDGs/ESG経営推進支援事業修了企業~

レポート
目標4目標17

板橋区では、中小企業の持続的な経営を支援しています。
 今回は、昨年までに区のプログラム(SDGs/ESG経営推進支援事業)を修了し、未来がよりよくなることを目指しSDGs経営を進めている企業の取り組みをご紹介します。
 板橋区内にある緑小学校では、起業家教育(アントレプレナーシップ教育)に取り組んでいます。「自ら考え、自ら創り、自ら稼ぐ」体験を通じて、創造力や提案力を磨くきっかけを提供することで、子どもたちの生きる力を育み、起業・商売、社会に関する理解を深めていきます。6年生の児童たちは、授業の中で、会社設立、事業計画の立案、資金調達、材料の仕入れ、商品の作成、宣伝、販売と事業の流れについて、体験を通じて学びました。
 地元企業である株式会社ヤマテ・サインは、商品の作成のフェーズで、商品を受注し、キーホルダーやマルチケースそしてしおりを児童たちのアイデアを形にするパートをサポートしました。
 令和7年10月26日(日)、児童たちは、実際に出来上がった商品を学校近くで開催された「サンシティ」祭りで販売し、リアルな商売の流れを体験し、学びをさらに深めました。地元企業も、学びを通じ、児童たちの成長や明るい未来を応援しています。
 なお、緑小学校では、売上金で全校児童にSDGsしおり(こちらもオリジナル)を作成しプレゼントしました。また、その売り上げから得た利益の使い道について子供たちと話し合ったところ、「緑小学校に残るものを買いたい」という意見が多く出され、果樹を植えようという素敵なアイデアが生まれたそうです。購入した果樹は、ブルーベリー・グレープフルーツ(はるか)・さくらんぼ・柿・ライム・オリーブ・みかんの7種類。自然豊かな緑小学校にぴったりの買い物となり、子どもたちも大変喜んでいました。実がなる頃には、子どもたちはもう中学生になっていますが、この果樹たちを学校に残る大切な思い出として、みんなでこれからも大切に育てていきたいと思います。と市之瀬校長先生からお話を伺いました。

アイデアを形にした商品
販売ブースの様子
販売ブースの様子
商品PRに取り組む児童
市之瀬校長先生とともに