板橋区の子どもの居場所に絵本を!「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」寄贈レポート(第2号)
絵本を必要としている東京都板橋区内の子どもの居場所と、それを支援したい人々を結びつけ寄贈を実現する「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」。
多くの子どもたちに絵本を読みわたす機会を作り出しています。SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」等への貢献にもつながるこの取り組みについて、実現した寄贈をご紹介します!
「いたばしSDGsパートナー」で光学機器の製造販売を行う「(株)ルケオ」から障がい児親子支援のボランティアを実施する「ほんわかスマイル」へ。板橋区で製本された絵本と、いたばし国際絵本翻訳大賞を受賞した絵本、ボローニャ国際絵本原画展入選作家が絵を描いた絵本 計30冊が寄贈されました。
それぞれのコメントをご紹介します。
小さい子も好きな絵本を自分でめくったり指さしたりし、夢中になっています。保護者からは、家にない本がここでたくさん読め、子どもの反応が見られて嬉しいと感想がありました。今後は、貸し出しや読み語りの機会をつくっていきます。いろんな人がここに遊びに来やすくなると思います。本が好きな保護者が読み語りを企画して、定期的に広場を開催予定です。
(ほんわかスマイル 代表藤井順子さん)
このプロジェクトを知ったとき、「素敵だな」と思いました。
板橋区で作られた絵本を、板橋区の企業が地域の子どもたちの居場所へ届ける――そのつながりに大きな意味を感じ、喜んでもらえたらとの思いで参加を決めました。
今回、夢中で絵本を楽しむ子どもたちや、保護者の方々の温かい声をいただき、「やってよかった」と心から思っています。
今後も子どもたちの笑顔につながる活動を応援していきたいです。
(株式会社ルケオ 代表取締役𠮷村健太郎さん)
本プロジェクトは、どんな環境下の子どもたちでも、たくさんの絵本に出会える機会を作り出していくことと、SDGsの目標達成への貢献として板橋区と絵本ナビが共同で行うプロジェクトです。
・こどもえほんだなを設置したい子どもの居場所(施設・店舗)
・支援したい方(企業・団体・個人様)※板橋区外からの参加も可能です。
それぞれのお立場での参加を募集中!
少しでも興味を持たれた方は、こちらより当プロジェクトの詳細はこちら。
https://www.city-itabashi-sdgs.jp/ehon/ehonnavi/
絵本ナビが運営する絵本ナビスタイルの記事はこちら。
https://style.ehonnavi.net/sdgs/2025/01/17_001.html
寄贈いただいた(株)ルケオの紹介はこちら。
https://www.city-itabashi-sdgs.jp/partner/list/index.php?c=partners_view&no=f8qR